子供が楽しみにしている時間といえば「おやつ」の時間です。子供が食べたいものを尊重してあげるのも大切ですが、どんなおやつをどの程度あげたらいいか悩みますよね。また、せっかくなら、少しでも体に良いものをあげたいと思いませんか?
この記事では、幼児におすすめの市販おやつを5つご紹介します!
さらにおやつの必要性や選び方のポイントまでお伝えしますので、ぜひチェックしてくださいね。
おやつの必要性について
ここでどうしておやつが必要なのかについてご紹介します
食事で摂り切れなかった栄養を補給するため
子どもの健康な心と体は、おやつを含めた食生活によって作られます。おやつとは、1日3回の食事では取り切れない栄養の補給源です。おやつ=甘い物ではなく、軽い食事を与えます。幼児期の子どもは、成長や活動するためのエネルギーをたくさん必要とします。
しかし、消化吸収力が未熟なため1度にたくさんの量を食べられず、日によっては食べムラがあるなどして3回の食事では、必要な栄養を摂取することが出来ません。おやつは、子どもの補食としてとても重要な役割を持っています。
心と体のリフレッシュ時間
おやつの目的はエネルギー補給だけでなく、心と体のリフレッシュの時間でもあります。たくさん動き回って疲れた体を休め、家族などと会話をしながら落ちつく事でコミュニケーションを取ります。慌ただしい日常の中でもおやつの時間は、親子でゆっくりと顔を合わせて会話をしたいですね。
おやつの与え方について
次におやつの与え方のポイントをいくつかご紹介します。
おやつの時間を決める
1日3度の食事では取り切れない栄養を補うのが目的なのでおやつは、昼食から夕食までのエネルギーをもたせるためのものを与えましょう。
また、おやつの時間は、朝・昼・晩の食事に響かないよう1日に2回、10時と15時が目安です。食事との間隔が2~3時間空くように心がけましょう。今日の分といった具合に食べる量だけをお皿に移しておかわりは、させないようにしましょう。
おやつの量を決める
おやつの適量は、1日に必要な総エネルギーの10〜20%が目安です。おやつを欲しがる子どもにいつでも与えていたら偏食やムラ食いやだらだら食べ、肥満や虫歯の原因となります。おやつの時間をきっちりと決め、適当な量のみを与えましょう。子どもは、食べ物が目の前にあれば食べてよいものだと思います。その子にあったおやつの量を食べるだけお皿に出してあげる事が大切です。おやつは、あくまでもエネルギーの補給源なので次の食事に影響するような量は与えません。
食品で不足しがちな栄養でかつ手軽に準備できるもの
1日の3度の食事では足りないと思った栄養素をおやつで取り入れます。ヨーグルトなどの乳製品や果物、パンなどの手軽に準備出来る物で構いません。幼児は、小さい体ながらたくさんのカロリーを必要とします。
おやつに炭水化物などの糖質や脂質を取らせると十分なエネルギー補給になります。普段の食事で不足しがちなカルシウムや鉄分、食物繊維などをおやつで補えると大変良いでしょう。
市販のおすすめおやつ5選
ここからは具体的な簡単に手に入るおすすめの市販おやつを5つ紹介していきます。
干し芋
干し芋はさつまいもを天日干しした昔からあるおやつです。干し芋には日本人に不足しがちと言われる食物繊維が多く含まれています。さつまいもだけで作られているので、保存料や着色料は使用されておらず、安心して子供に食べさせることができます。また、干し芋は適度に硬いため、顎の発達に最適です!
手づかみしてもそれほど手が汚れることはなく、ぼろぼろこぼれることもないため、移動中に食べるのにも最適です。
トースターや電子レンジで30秒程温めても美味しいですよ!
小魚
子供の成長において必要な栄養素のひとつが「カルシウム」です。カルシウムは骨や歯を作るためにとても大切な栄養素なのです。幼児期の推奨カルシウム摂取量は450㎎/日なのに対して、平均摂取状況は319㎎/日と足りていないのが現状です。1日3食のメニューでは幼児期に必要なカルシウムを摂取するのは難しいのです。そこでおすすめなのが「小魚」です。小魚のメリットはカルシウムが豊富に含まれていることです。そして、しっかり噛む必要があるため、自然と顎の運動にもなります。さらに、噛むことで唾液が出やすくなり、自然と口内を清潔に保つことができるというメリットもあります。小魚であればスーパーでも簡単に手に入り、気軽に食べれること間違いなしです!
ノンフライスナック
スナック菓子は油で揚げており、濃厚な味わいとサクサクした食感が楽しめる子供が大好きなお菓子です。しかし、ついつい食べ過ぎてしまったり、カロリーが心配になるもの。そこでおすすめなのが「ノンフライスナック菓子」です。ノンフライスナック菓子とは文字通り、油で揚げずに作ったお菓子です。一般的なスナックよりもカロリーや脂質が低めで体に優しい作りになっています。ひと昔前のノンフライ菓子は一般的なスナック菓子と比べてさっぱりとしすぎており、物足りないと感じることもあったようですが、最近ではノンフライでも食べ応えがあって、満足感が得られるような商品がたくさん販売されています。
大袋から個包装なものと商品によって様々。ぜひお子様の好みに合わせて食べやすい商品を選んでみてください。
野菜や果物のジュレ
出典:はぐくみ
ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれる野菜。親としては野菜をたくさん食べて欲しいという思いがある一方、子供はなかなか食べてくれません。料理に小さく刻んで入れても野菜だけ避けられる始末・・・(泣)。そこでおすすめなのが「果物や野菜ジュレ」です。
例えば「はぐくみ」から販売されている「野菜ジュレ」は数種類の野菜と果物がゼリー状になっており、気軽に野菜を摂ることができます。こちらの商品は野菜+果物=100%で、着色料、香料、、保存料不使用と素材の味を活かしたものになっており、安心してあげることができます。
また、こちらはパウチに入っているので、持ち運びにも便利で、外出先にも気軽に持っていくことができるのもうれしいですよね。
歯医者さんが作ったチョコレート
こちらはキシリっ子クラブ(株式会社ヘルスケア21)から販売されている、「チョコレートを食べて虫歯予防」がコンセプトのチョコレートです。甘味料としてキシリトールが%使用されており、夜寝る前に食べるのがポイントという少し変わったお菓子です。これなら、罪悪感なくチョコレートを食べさせることができますね。
また、キシリっ子クラブではチョコレートだけでなく、フルーツグミや棒キャンディも販売されています。
気になる方はぜひ他の商品も見てみてください
まとめ
いかかでしたか?
こちらでは5つの商品をご紹介しましたが、子供にに安心して食べさせることができるお菓子はまだたくさんあります。
お菓子は栄養の目的でなく、心の豊かさも育むうえでとても大切です。
大人と子供がお菓子を通じて楽しいひと時が過ごせたら良いですね。
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